環境省は、第3回「OECMの設定・管理の推進に関する検討会」の開催概要を発表した(開催日時:令和5年3月8日、開催方法:オンライン)。令和4年12月にカナダ・モントリオールで開催された生物多様性条約第15回締約国会議で、2030年までの新たな世界目標である「昆明・モントリオール生物多様性枠組」が採択され、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として保全する目標(30by30目標)が盛り込まれた。我が国では、これに先立ち、昨年4月に「30by30ロードマップ」を発表し、OECMを中核として30by30目標の達成を図るとしている。OECMの設定・管理を推進には、民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域を「自然共生サイト」として国が認定する仕組みを令和5年度から開始し、令和5年中に少なくとも100箇所以上の認定を目指している。同省ではこれまでに2回のOECMの設定・管理のための検討会を開催している。今回、第3回目の検討会を開催し、1)自然共生サイト認定の運用開始について、2)自然共生サイト認定を促進するための取組について、3)令和5年度以降の検討内容について等を議論する。
情報源 |
環境省 報道発表資料
|
---|---|
機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | COP15 | OECM | 30by30 | 自然共生サイト | 30by30ロードマップ | 昆明・モントリオール生物多様性枠組 |
関連ニュース |