国内ニュース


 環境省設置の2つの検討会、OECM発展へ議論

発表日:2023.07.04


  環境省は、令和5年度第1回「OECMの設定・管理の推進に関する検討会」と「30by30に係る経済的インセンティブ等検討会」を合同開催する(開催日時:令和5年7月18日)。2030年までに陸と海の30%の保全を目指す「30by30目標」は「ポスト2020生物多様性枠組案」の目標案の一つとして掲げられている。同省では、30by30目標を国内達成するために保護地域以外で生物多様性保全に資する地域「OECM(Other Effective area-based Conservation Measures)」認定が重要と考えている。令和2年度から同省は「OECMの設定・管理の推進のあり方について検討会」を開催している。今回、1)OECMの設定・管理の推進に関するこれまでの成果、2)OECMの設定・管理に関する課題と今後の対応方針、3)インセンティブ方策に関する今年度の検討内容等を議題(予定)として、二つの検討会を合同で開催し、これまでの検討経過と成果を整理し、OECMに関する取組の課題を洗い出し、ネイチャーポジティブ実現に向けてOECMに関連する取組を発展させるとという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 生物多様性 | インセンティブ | 生物多様性国家戦略 | OECM | 30by30 | 自然共生サイト | ネイチャーポジティブ | 昆明・モントリオール生物多様性枠組 | CBD-COP15
関連ニュース

関連する環境技術