環境省は、令和5年度前期「自然共生サイト」の認定結果を発表した。同省では、企業の森や里地里山、都市の緑地など「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を「自然共生サイト」として認定する取組を令和5年度から開始している。令和5年4月から申請を受付、有識者審査を経た結果、今回、初めての環境大臣認定を35都道府県122か所で行うことが決定した。認定が決定した122か所の合計面積は約7.7万haであり、これは国土の約0.2%、東京23区を超える大きさとなる。今後、保護地域との重複を除いた区域を、OECM(Other Effective area-based Conservation Measures:保護地域以外で生物多様性保全に資する区域)として国際データベースに登録する。なお、令和5年10月25日に東京都内で認定証授与式を開催する。
情報源 |
環境省 報道発表資料
〔参考〕令和5年度前期 「自然共生サイト」認定結果(PDF) |
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生物多様性 | OECM | 30by30 | 自然共生サイト | 保護地域以外 | 国際データベース |
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