環境省は、令和5年度除去土壌等の減容等技術実証事業の実証テーマを選定した(公募期間:令和5年1月19日~3月3日)。同事業は、除染で発生した除去土壌等について、中間貯蔵開始後30年以内の福島県外での最終処分を見据えた減容・再生利用等に活用し得る技術の実証を行うもの。今回、実証テーマに応募のあった10件について、同事業の委託先であるJESCO(中間貯蔵・環境安全事業(株))による、有識者で構成される委員会の審査を行った。その結果、鹿島建設(株)の「分級処理に伴い発生する細粒分の処分に関する技術的実証)が新規採択された。一方、継続するテーマとして『除去土壌等減容化・再生利用技術研究組合』の「除去土壌を分級処理した砂をコンクリート用細骨材に利用するための技術実証」、法政大学「除去土壌中の放射性セシウムの溶融塩・酸処理法による脱離とゼオライトを用いた回収・安定化による減容・再生利用技術の開発」の2件が選定された。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 中間貯蔵・環境安全事業(株)(JESCO) |
分野 |
ごみ・リサイクル 健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 鹿島建設 | 減容化 | 福島県 | 放射性セシウム | セシウム | 除染 | 法政大学 | 除去土壌 | 東京電力福島第一原子力発電所事故 |
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