福岡県は、「水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)」を、平成22年4月28日に開所すると発表した。福岡県では、水素の製造、輸送・貯蔵から利用までの一貫した研究開発や社会実証などに取り組む産学官連携組織である「福岡水素エネルギー戦略会議」を2004年8月に発足し、「福岡水素タウン」(水素家庭用燃料電池を集中的に設置した水素タウン)、「水素ハイウェイ」(福岡~北九州間に、水素燃料電池電気自動車・水素エンジン車の実証走行を可能とする水素ステーションを整備)などを展開し、水素エネルギー産業の育成・集積などを目指している。今回、その中核拠点として同センターを開所し、水素関連製品の開発を支援するため、これまで国内での実施が困難であった高圧水素ガスを使った製品試験を行う。県と戦略会議は、同センターをはじめ、九州大学や産業技術総合研究所水素材料先端科学研究センターと連携し、世界に先駆けて水素エネルギー社会を実現していくという。
情報源 |
(公財)水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)
福岡県 報道発表資料 |
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機関 | 福岡県 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | 九州大学 | 産業技術総合研究所 | 水素ステーション | 研究開発 | 福岡県 | 水素エネルギー | HyTReC | 水素タウン | 高圧水素 |
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