国内ニュース


 福岡県、「福岡水素タウン」150世帯の省エネルギー効果等を公表

発表日:2011.12.16


  福岡県は、「福岡水素タウン」150世帯の省エネルギー効果等を公表した。同県では、水素の製造、輸送・貯蔵から利用までの一貫した研究開発や社会実証などに取り組む産学官連携組織である「福岡水素エネルギー戦略会議」を平成16年8月に発足し、「福岡水素戦略(Hy-Lifeプロジェクト)」の社会実証として、「福岡水素タウン」(水素家庭用燃料電池を集中的に設置した水素タウン)を展開している。今回、「福岡水素タウン」150世帯の平成23年4月から9月までの省エネルギー効果等を取りまとめた。それによると、同タウン150世帯平均のCO2削減量は、1世帯あたり34.5kg/月で、半年間に同タウン全体で31tあまりのCO2を削減、一次エネルギーについては、半年間に同タウン全体で30万MJ(メガジュール)を節約することができたという。なお、家庭で消費された電力の26.4%はエネファームによって供給されたもの。同県では、今後も、家庭用燃料電池の更なる性能向上のための実証データ収集を引き続き行うとともに、「福岡水素タウン」の取り組みの成果を広く発信し、家庭用燃料電池の普及を支援していくとしている。

情報源 福岡県 記者発表資料
機関 福岡県
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | 省エネルギー | CO2 | 家庭用 | エネファーム | 福岡県 | 水素エネルギー | 水素タウン
関連ニュース

関連する環境技術