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 相模原市、植物由来素材の容器を堆肥にするリサイクルループが遂に完成

発表日:2023.08.18


  相模原市は、植物由来素材容器の堆肥化と、その堆肥を用いて野菜を育てる循環型の取組について紹介した。この取組は、同市のSDGsを推進する「さがみはらSDGsパートナー」に登録する企業等(Ecoinno Japan(株)、(株)セラム・グループ、(株)ワコーグリーン、相模原大ちゃんの野菜、相模原市職員生活協同組合)との連携によるもの。令和4年5月以降、植物由来素材のお弁当の容器を回収して堆肥化し、その堆肥で育てた農産物を使ったお弁当の販売を目指すプロジェクトを進めている。これは、プラスチックコーディングやラミネート加工が一切無い、100%植物繊維原料のお弁当容器を回収し堆肥化、その堆肥を使って農作物を生産し、お弁当の具材にするという循環型社会を実践するSDGsプロジェクトとなっている。今回、当該堆肥で育ったジャガイモを使ったお弁当を限定50食販売する(2種類、各800円、販売店:相模原市職員生協、販売日:2023年8月22日)。同プロジェクトは、神奈川県が支援するベンチャー企業Ecoinno Japan(株)が展開する100%植物繊維由来原料で、低温-196Cから耐熱200Cを超える性能がある容器と、さがみはらSDGsパートナーで、伐採木などを独自の技術で堆肥化している(株)ワコーグリーンによる容器の堆肥化協力により実現したという。

情報源 相模原市 発表資料
機関 相模原市 Ecoinno Japan(株) (株)ワコーグリーン
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | 食品廃棄物 | 食品残渣 | ベンチャー | 堆肥 | 相模原市 | 堆肥化 | Ecoinno Japan | ワコーグリーン | じゃがいも
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