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 省エネ内航船の船型開発及び建造・実証支援、4件の事業が採択

  経済産業省と国土交通省は、省エネ内航船の船型開発及び建造・実証を支援するための船型開発支援（1次公募）および革新的なハード技術及びソフト技術を組み合わせた船舶の建造・実証支援（3次公募）を実施し、あわせて4件の事業を採択した。船型開発支援では、内航海運の省エネルギー化を推進するため、荷主・オペレータ・船主等が連携して省エネルギー化に取り組む内航船や、港湾等の工事に使用する作業船等の船型開発事業を行う事業者「標準的省エネルギー船舶開発調査事業（東海運（株）他）」、「船体形状改善及び電気推進化等による199t型3600PSタグボート船型開発（川崎重工業（株））」の2件を採択。また、建造・実証支援では、省エネルギー船型、高効率プロペラ、荷役効率化設備、高効率エンジン、非化石推進機等の革新的なハード技術、及び運航計画・配船計画・荷役の最適化等を可能とする技術等のソフト技術を組み合わせた内航船を建造する事業者「7,000トン積みセメント運搬船における推進機関の効率改善と各種省エネ装置及びモニタリングシステムによる省エネ実証事業（東海運（株）他）」、「バッテリー併用超低抵抗省エネシステムを考慮した高効率推進装置装着実証事業（和幸船舶（株）他）」の2件を採択したという。