国内ニュース


 ベストナッジ賞「高校部門」は大阪・泉北高校のペットボトル分別回収における知見

発表日:2023.11.06


  環境省は行動経済学会との連携による「ベストナッジ賞」コンテスト2023(高校生部門)の選定結果を発表した(募集期間:令和5年4月28日~6月30日)。令和4年度のコンテストで、高校生が受賞したことを踏まえ、今回から「高等学校部門」が新設されることとなった。ナッジ(英語nudge:そっと後押しする)やブースト(英語boost:ぐっと後押しする)を含む行動科学の知見(行動インサイト)に基づく取組が早期に社会実装され、自立的に普及することを目標に、同省では平成27年に府省庁初のナッジ・ユニット、平成29年からオールジャパンの体制で、日本版ナッジ・ユニットBESTを発足している。今回、高等学校部門について、有識者による審査の後、第30回日本版ナッジ・ユニット連絡会議でプレゼンテーション審査を実施した結果、学校のペットボトル専用回収箱における分別回収について、2種類のナッジ介入策を考案し、それらの組合せによる介入をクラス毎に分けて実施、分別に対する意識や行動の変化について効果を検証した「ナッジを利用した泉北高校のペットボトルの分別状況の改善(大阪府立泉北高等学校)」をベストナッジ賞(環境大臣賞)として選定した。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 ごみ・リサイクル
キーワード ペットボトル | 分別 | PETボトル | 行動科学 | ナッジ | 日本版ナッジ・ユニットBEST | ブースト | ベストナッジ賞 | 高校生部門 | 大阪府立泉北高等学校
関連ニュース

関連する環境技術