愛知県は、「愛知県次世代バッテリーに関する研究会」を設置すると発表した。次世代バッテリーの中心である蓄電池市場の国内総生産額は、経済産業省生産動態統計によると、2020年から2021年は約23パーセント、2021年から2022年は約17パーセント伸張しており、2022年の経済規模は1兆984億円になっている。また、世界市場規模は、2022年8月の蓄電池産業戦略によると、2050年には約100兆円と推測されている。同県にはEVや産業用バッテリーを必要とする企業や、セラミックス等の電池材料を扱う企業が集積、今後、「STATION Ai:日本最大のスタートアップ支援拠点」を名古屋市で2024年10月開業し、スタートアップの更なる集積を見込んでいる。これを踏まえ、同県の次世代バッテリーに関する研究と実証の推進、関連人材の育成と確保及び製造等拠点の集積促進を図るため、同研究会を設置した。第1回となる研究会を令和5年11月22日にあいち産業科学技術総合センターで開催し、次世代バッテリーをけん引する全国レベルの有識者により、「研究・実証」、「人材育成」、「製造拠点等集積化(投資促進)」等分野について議論することで、同県が主導して展開するプロジェクトに着実に反映していく。
情報源 |
愛知県 新着情報
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機関 | 愛知県 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | EV | バッテリー | 蓄電池 | 愛知県 | セラミックス | スタートアップ | 愛知県次世代バッテリーに関する研究会 | 産業用バッテリー | STATION Ai |
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