愛知県は「水素社会実装推進室」を設置した。日本一のモノづくり産業県である同県は、発電所や工場、製鉄所等が集積し、温室効果ガスの排出量が多く、従来の化石燃料から水素へ転換するポテンシャルが高い地域である。これまでに脱炭素燃料として注目されている水素活用促進施策を展開してきた成果があり、燃料電池車両の保有台数や水素ステーション整備数は日本一となっている。今後、水素やアンモニアなどの脱炭素燃料活用促進のためには、発電所や工場、運送、港湾、農業などの分野での活用が重要。国は、令和5年2月にグリーントランスフォーメーション(GX)の実現に向けた基本方針、6月に水素基本戦略改定版が策定しており、水素関連を含む脱炭素の取組に対して、GX経済移行債などによる大胆な先行投資の支援を見込んでいる。同県では、令和5年12月1日から、経済産業局産業部産業科学技術課に、水素関連施策の司令塔の役割を担う「水素社会実装推進室」を設置、県庁内各局で進められる取組をより強力に推進し、様々な分野での水素の社会実装を目指す。なお、12月1日に知事による看板掛けセレモニーを行うという。
情報源 |
愛知県 報道発表資料
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機関 | 愛知県 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 水素 | 温室効果ガス | 水素ステーション | 愛知県 | アンモニア | 脱炭素燃料 | グリーントランスフォーメーション | GX | 水素社会実装推進室 |
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