国内ニュース


 能登半島地震で発生した山地災害の状況を把握・分析のため航空レーザ測量

発表日:2024.01.26


  林野庁は、令和6年能登半島地震で発生した山地災害の状況を把握・分析するための航空レーザ測量を実施する。林野庁では、「被災者の生活と生業(なりわい)支援のためのパッケージ」の一環として、能登半島地震で発生した山地災害の状況を詳細に把握・分析、今後の降雨等による災害を防ぐための復旧整備に役立てるため、国土地理院と連携し、航空レーザ測量による山地の被害調査を実施する。能登半島地震では、奥能登地域を中心に山腹崩壊などが広範囲で発生。被災箇所は、これまでヘリコプター調査や空中写真などで確認されている箇所に留まらず、森林に覆われ、目視では確認困難な箇所でも山地の亀裂や山腹斜面の崩壊等が発生していると考えられ、今後の降雨等により、崩壊の発生や拡大のおそれがある。具体的には、航空機に搭載したレーザ測距装置を使用して地表を3次元で計測する航空レーザ測量を基本測量として国土地理院が実施、同時進行で、林野庁が地形変化を詳細に把握・分析することで、今後の降雨等による災害を防ぐための治山対策等による復旧整備に役立てるという。

情報源 林野庁 報道発表資料
機関 林野庁
分野 環境総合
キーワード 林野庁 | 国土地理院 | 空中写真 | 能登半島地震 | 航空レーザ測量 | ヘリコプター調査 | レーザ測距装置 | 地表3次元計測 | 復旧整備
関連ニュース

関連する環境技術