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 ペットオークションの取引は危険!?半数の事業所で生年月日の改ざん疑い

発表日:2024.02.15


  環境省は、犬又は猫を扱うペットオークション運営業者やブリーダーについて、動物の愛護及び管理に関する法律の遵守状況確認のため都道府県(および政令指定都市)に対し一斉調査を依頼し、その調査結果をとりまとめた。その結果、全国のペットオークションで取引された犬猫について、生年月日の改ざんが強く疑われる事態にあるという。約1400事業所のうち約5割にあたる約700事業所に法令違反が確認された。主な違反は、帳簿の不備(491件)、帝王切開に伴う出生証明書の不備(128件)、繁殖台帳の不備(320件)、8週齢規制違反(50件)など。同省では、生年月日の改ざんや、幼齢販売規制違反等を防ぐため、犬猫を扱うブリーダー、オークションとペットショップの関係団体等を対象に、法を遵守するよう要請し、都道府県及び政令指定都市を通じて動物取扱業者への適切な指導監督がなされるよう、必要な制度の改善及び自治体への技術的助言を検討していく。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 環境省 | 帝王切開 | 犬 | 猫 | ブリーダー | 生年月日改ざん | 出生証明書 | 繁殖台帳 | 幼齢販売規制違反 | ペットオークション
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