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 ごみ由来SAFの事業化に向けて、都がFS事業者を公募

発表日:2024.04.04


  東京都環境局は、一般廃棄物を原料としたSAF製造に向けたFS事業者を公募する(公募期間:令和6年4月4日~25日)。2050年までにカーボンニュートラルを目指す航空業界では、様々な原料から製造可能な、持続可能な航空燃料(SAF)が脱炭素化の切り札とされている。一方、安定的な原料の調達が課題であるため、都内の一般廃棄物等を原料としたSAF事業化のFS調査(Feasibility Study:実現可能性調査)を実施する事業者を公募し、東京二十三区清掃一部事務組合と共に、調査に協力する。公募の要件は、都内の一般廃棄物からSAF製造を検討、必要に応じて都外の産業廃棄物も考慮した、将来のSAF事業化を見据えた規模で検討する。SAF製造に関する技術や知見を有する。設置場所は都内に限定せず、必要に応じて共同検討も可能となっている。都が設置する審査委員会で厳正に審査し、3件程度を選定するという。

情報源 東京都環境局 リサイクル
機関 東京都環境局
分野 環境総合
キーワード 東京都環境局 | 一般廃棄物 | FS | 実現可能性調査 | SAF | 東京二十三区清掃一部事務組合
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