国内ニュース


 令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体の決定について

発表日:2024.04.15


  環境省は、令和6年度「令和の里海づくり」モデル事業の実施団体を決定した(公募期限:令和6年1月15日~2月7日)。同省は2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する施策「30by30」を推進している。本事業は30by30目標の達成に向けて、既存の自然保護区以外の効果的な面積ベースの保全措置(OECM)の設定に向けた取組を支援するもの。「里海」とは、生物の産卵場所、生息・生育の場、水質浄化、二酸化炭素の吸収・固定等、多面的な機能があり、美しい自然と人の営みが古くから共生してきた藻場や干潟などを指している。令和5年度から「自然共生サイト」認定制度が開始されており、「里海」は海域の自然共生サイト登録候補として期待されている。WMI(北海道)をはじめ、全国の19団体が里海の多面的機能を活かして地域資源の保全と利活用(ヒト・モノ・資金など)の好循環の創出を目指す、という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 自然環境
キーワード 里海 | 藻場 | 地球環境戦略研究機関 | 干潟 | 宗像市 | OECM | 30by30目標 | 自然共生サイト | あおもりみなとクラブ | ブルーカーボンプロジェクト推進協議会
関連ニュース

関連する環境技術