福井県勝山市と、福井銀行、福井テレビ、バイウィルの3社が、地域のカーボンニュートラル実現に向けた連携協定を締結した(締結日:令和6年5月9日)。これにより、J-クレジットをはじめとする環境価値の活用を進め、勝山市の脱炭素化と経済活性化の両立を目指す。具体的な取り組みとしては、勝山市職員および勝山市内の事業者に対し、J-クレジット活用による、脱炭素化に向けた啓蒙活動や、環境価値創出協力、及び新たなビジネスモデルの創出となっている。勝山市は土地の81.5%が森林であり、森林クレジットを創出・販売した場合に生み出される経済価値は大きいと見込まれている。3社は、同市の市有林からのJ-クレジット創出協力するとともに、環境価値を活用した新たなビジネスを創出するなど、「環境価値と経済価値の循環」を目指し、カーボンニュートラルとマイナスカーボン社会の実現に貢献するとしている。