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全国初！官民共創によるクレジット創出、3市町の資源活かす
発表日：2023.04.26
兵庫県伊丹市、大阪府阪南市、島根県飯南町は、地域課題の解決に向けて官民共創プロジェクトの創出と推進に取り組む（株）ソーシャル・エックス（設立：2021年、本社：渋谷区）と、地域循環共生に関する連携協定を結んだ。カーボンニュートラルの実現には、「人の活動によるCO2排出削減」と「豊かな森林・海洋資源の保全によるCO2吸収」という2つの考えによる施策構築が必要とされている。しかしながら、森林・海洋資源を保有する自治体では、住民の減少・高齢化や担い手不足等が原因で「豊かな森林・海洋資源の保全」が危ぶまれる現況であり、環境保全も踏まえた脱炭素の施策展開が必要となっている。そこで、今回、都市自治体の「伊丹市」、森林自治体の「飯南町」、海洋自治体の「阪南市」は、互いの地域特性を生かし補完し支え合う「地域循環共生」の考えを踏まえ、それぞれの地域における社会課題の解決により創出される「新たな価値を持ったカーボンクレジット」に取り組む考え。2050年カーボンニュートラル実現に向けたモデルケースとなる事を目指す。官民共創によるクレジット創出を行う取組は全国初。この取組は、環境省近畿地方環境事務所・きんき環境館主催「共創マッチングに向けた自治体職員対象の研修会（2022年10月13日）」の成果という。
