NTTデータは、AIを活用して制御するビル空調のエネルギー消費量測定と従来比較を実施すると発表した。同社、キヤノンマーケティングジャパン、及び日立製作所は、AIを活用した空調最適化による、ビルの快適性と省エネの両立をめざしている。実施内容は、日立ビルシステム亀有総合センターのロビーにネットワークカメラを設置。映像解析ソフトウェア「Crowd People Counter」でデータ化した人流情報を、ビルIoTソリューション「BuilMirai」のプラットフォーム上で外気温データと室内温度データと共に一元管理、AI空調最適化サービス「HUCAST」と連携により空調を制御するという。2024年3月22日から29日の期間行われた実証では、快適性を維持しながら、空調関連のエネルギー消費量を平均16%削減できたという。