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 AIが加速するSX!富士通✕英国シンクタンクの洞察

発表日:2024.08.02


  地球環境とビジネス環境の「不確実性」が同時並行的に高まる中、社会と企業のサステナビリティを同期化する概念『サステナビリティ・トランスフォーメーション(以下「SX」)』に熱い視線が注がれている(参考:経済産業省「サステナブルな企業価値創造に向けた対話の実質化検討会」中間取りまとめ)。―――富士通は2022年より、グローバル経済予測の先導企業であるオックスフォード・エコノミクス(本社:ロンドン)と共に、SXの動向把握に向けて調査を行ってきた。今回公表された「富士通SX調査レポート2024:AIが加速するSX」によると、日英を含む世界15か国の企業最高責任者(CxO: Chief x Officer)約800名のうち、76%がAI導入を優先事項に掲げ、88%がAI関連投資を強化すると回答した。また、AI投資を強化すると回答したCxOの約80%は、“今後3年以内にほぼ全ての業務にAIが浸透する”と見ていることが分かった。しかし、AIの全社戦略やガイドラインを策定し、各種リソース整備に着手している企業は12%にとどまっており、多くの企業がAI導入の初期段階にあることが示唆された。12%の先進的な企業は、サステナビリティ(分野:自然資源や生物多様性の保全、貧困の撲滅と格差の是正、都市のスマート化など)に取り組み、それを売上(稼ぐ力)に結びつけていることも分かった。結論として、世界のCxOが今取り組むべきアクション5項目(例:AIを人の能力拡張やウェルビーイング向上に活用する等)を提言している。

情報源 富士通 プレスリリース
オックスフォード・エコノミクス Latest Consulting Reports
機関 富士通(株) オックスフォード・エコノミクス
分野 環境総合
キーワード 生物多様性 | 自然資源 | AI | サスティナビリティ | ウェルビーイング | サステナビリティ・トランスフォーメーション | SX | CxO | 都市のスマート化 | グローバル経済予測
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