東京ガス(株)と大阪ガス(株)は、「スマートエネルギーネットワーク」の実証事業を、2010年5月から共同で開始すると発表した。同事業は、分散型エネルギーシステムに再生可能エネルギー、未利用エネルギーを大幅に導入し、情報通信技術の活用によりエネルギー需給を最適に制御するもの。今回、特定エリア内において、電力・熱の融通等を行いコミュニティー内の最適化を図るシステム(システムA:東京ガス担当)と、地理的に散在する「システムA」や天然ガスコージェネレーションシステム間を連携することにより、各サイトで熱を使いきりながら広域コミュニティー全体で電力の融通等を行い、広域エリアでの最適化を目指すシステム(システムB:大阪ガス担当)の2つに分けて実証を行う。両社は、これにより3割以上のCO2削減を見込んでいる。また、太陽光発電をコージェネレーションで補完することで、太陽光発電の導入にあたり必要とされる蓄電設備容量を低減し、太陽光発電の導入を促進するという。
情報源 |
東京ガス(株) プレスリリース
大阪ガス(株) プレスリリース |
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機関 | 東京ガス(株) 大阪ガス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 未利用エネルギー | コージェネレーション | CO2 | 実証事業 | 大阪ガス | 東京ガス | 蓄電 | スマートエネルギーネットワーク |
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