JR西日本ほか2社は、空気中のCO2を直接回収する技術(DAC: Direct Air Capture)を用いた植物工場モデルのFSに着手した。本事業は大阪府の「令和6年度カーボンニュートラル技術開発・実証事業費補助金」を活用して行われる。大阪・関西万博開催期間中(2025.4.13~10.13)、大阪環状線弁天町駅に実証施設を設置し、共同事業者のCarbon Xtractが保有する革新的な分離ナノ膜によるDAC技術(m-DAC®)と、スパイスキューブの植物工場に関する技術・ノウハウを組み合わせたシステムの評価を行う。今回の取り組みに当たり、3社は事業の目指す姿を共有している。当該システムを駅や都市部各所に設置し、CO2を回収しながら新鮮な野菜を栽培する事業や、近隣の店舗やレストラン、駅で販売する流れをつくることで、顧客が身近に感じるCO2削減モデルの普及と社会実装を進めるという狙いだ。都市圏の新たなビジネスモデルとして注目されるだろう。
情報源 |
西日本旅客鉄道 ニュースリリース
Carbon Xtract プレスリリース |
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機関 | 西日本旅客鉄道(株) Carbon Xtract(株 スパイスキューブ(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | CO2回収 | カーボンニュートラル | 光合成 | 西日本旅客鉄道 | 大阪・関西万博 | 植物工場 | Carbon Xtract | スパイスキューブ | m-DAC®技術 | 小型分散型DAC |
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