経済産業省は、CO2回収・有効利用・貯留(CCUS)/カーボンリサイクル技術等に関する議論を深める機会として、米国エネルギー省、米国立エネルギー技術研究所(NETL)、(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共催で、日米CCUS/カーボンリサイクル・ワーキンググループを開催した(開催日:令和5年8月31日、於:米国)。同ワーキンググループでは、CCUS/カーボンリサイクル分野で、日米の民間プロジェクトの拡大と、アジア太平洋地域等への技術等の拡大と展開の必要性、今後の政策方針と課題を共有した。特に、CCUS/カーボンリサイクルの社会実装のため、技術開発分野でのNEDO大崎上島カーボンリサイクル実証研究拠点とNCCC(米国National Carbon Capture Center)の連携の重要性とCO2等の原材料やエネルギーの最適配置の探求、CO2のサプライチェーン構築や市場創造と育成の必要性を確認した。また、カーボンリサイクル燃料(e-fuel、e-methane)は、既存のインフラの活用が可能であり、エネルギー安全保障の確保に貢献することも共有した。認知度向上、R&D、実証やビジネスモデル開発、サプライチェーンの構築に向けた取組を加速化させ、国際的に取引されてもカーボンニュートラルとして扱われるような官民の合意形成の推奨すること等が今後の課題になってくるという。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
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機関 | 経済産業省 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | NEDO | アメリカ | CO2回収 | カーボンニュートラル | CCUS | カーボンリサイクル | サプライチェーン構築 | e-fuel | NCCC | カーボンリサイクル燃料 |
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