東京海上日動火災保険は、企業がグリーンウォッシュのリスクに備える新型保険を開発した。本商品は企業がカーボンクレジットの積極活用を進める際のリスクを対象としている。カーボンクレジットはGHG排出量をオフセットする手段として注目されているが、真偽にかかわらずグリーンウォッシュ(実態を伴わない環境経営)と批判される可能性を秘めている。グリーンウォッシング批判を回避するために必要な危機管理コンサルティング費用、弁護士相談費用、報道状況分析費用、ネット投稿削除費用、危機対策本部設置や緊急会見・社告費用が保険の対象となる。また、デロイトトーマツグループの関連会社等がコンサルティングを提供し、契約企業をサポートする。カーボンクレジット・レピュテーション費用保険と称するこの商品がカーボンクレジットの安全・安心な運用の支えとなるか否か、今後の動向に注目したい。
情報源 |
東京海上日動火災保険(株) ニュースリリース
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機関 | 東京海上日動火災保険(株) |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 環境配慮 | カーボンクレジット | グリーンウォッシュ | 東京海上日動火災保険 | 企業リスク管理 | 危機管理コンサルティング | レピュテーションリスク | 保険商品 | デロイトトーマツグループ | 企業価値保護 |
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