農林水産省は「第9回APEC食料安全保障担当大臣会合」の結果概要を公表した。今回の会合は、ペルー北部に位置し、同国で最も美しい都市と言われるトルヒーヨで開催された。APECに加盟する21か国のうち、ブルネイとパプアニューギニアを除く19か国・地域が参加し、食品ロス等(FLW: food loss and waste)の防止・削減、持続可能で強靭なサプライチェーンの構築を通じた食料安全保障の確保などに関する閣僚声明が採択された。最大のポイントは、「APEC食品ロス・廃棄防止・削減のためのトルヒーヨ原則」が規定されたことである。FLWの防止・削減に向けて、制度的枠組みの強化(原則1)、研究、イノベーション、テクノロジー、デジタル化の促進(原則3)、物理的インフラへの投資を促進するための環境整備(原則6)などが明記されている。
情報源 |
農林水産省 プレスリリース
|
---|---|
機関 | 農林水産省 |
分野 |
ごみ・リサイクル 環境総合 |
キーワード | イノベーション | サプライチェーン | 食料安全保障 | インフラ整備 | 食品ロス | ペルー | 閣僚声明 | トルヒーヨ原則 | 制度的枠組 | FLW |
関連ニュース |
|