国際協力機構(JICA)は、2024年10月2日に正式に発足した「アジアGXコンソーシアム」に発足メンバーとして参加することを発表した。本コンソーシアムは、脱炭素化に向けた移行(トランジション)への取組に対するファイナンスを促進するため、日本を含むアジア、特にASEAN地域での実務的な共通アプローチの開発や促進手法の検討を目的としている。発足メンバーには、日本の金融庁、ASEAN資本市場フォーラム(ACMF)、グラスゴー金融同盟(GFANZ)などが含まれる。
正式設立に先立ち、テクニカル・ミーティングが開催され、アジアのトランジションに向けた資金動員の重要性やブレンデッド・ファイナンスの役割が議論された。これを受けて、「Japan Weeks」のイベント内で「アジアGXコンソーシアムハイレベル会合」が行われ、正式にコンソーシアムが設立された。
JICAはこれまで資金協力や技術協力事業を通じてアジアへの支援を行ってきたが、今後はアジア地域のカーボンニュートラル/ネット・ゼロ・エミッションに向けたトランジションに一層貢献し、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)を推進していく予定である。
情報源 |
国際協力機構 ニュースリリース
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機関 | 国際協力機構 |
分野 |
地球環境 環境総合 |
キーワード | カーボンニュートラル | 脱炭素化 | ASEAN地域 | トランジション・ファイナンス | ブレンデッド・ファイナンス | アジア・ゼロエミッション共同体 | ネット・ゼロ・エミッション | Japan Weeks | アジアGXコンソーシアム | 資金動員 |
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