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 JOGMECとPETRONAS、ASEAN初のメタン排出管理設備設立で協力

発表日:2024.10.15


  エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は、マレーシアで開催されたASEAN Energy Sector Methane Leadership Program(ASEAN MLP)2.0の場で、マレーシア国営石油会社(PETRONAS)との連携により、ASEAN地域初のメタン排出管理実証設備「Southeast Asia METEC」設立に向けた連携について発表した。メタンは二酸化炭素の28倍の温室効果を持つため、その排出削減はLNGバリューチェーンの低炭素化に寄与する。Southeast Asia METECでは、PETRONASやUTP、INSTEPと協力し、ASEAN地域の天然ガス生産設備に適したメタン排出管理手法を検討する計画だ。本設備は、メタン排出の測定・モニタリング・報告・検証プロセスを支援し、ASEAN地域全体のメタン排出量削減を目指す。また、日本と韓国はCLEANイニシアティブを通じて、LNGバリューチェーンのメタン排出対策を推進しており、JOGMECの取り組みは日本に輸入されるLNGのクリーン化を進める一助となることは間違いない。

情報源 エネルギー・金属鉱物資源機構 ニュースリリース
機関 エネルギー・金属鉱物資源機構
分野 環境総合
キーワード 低炭素化 | メタン排出 | ASEAN地域 | CLEANイニシアティブ | LNGバリューチェーン | 天然ガス生産設備 | 測定・モニタリング | 報告・検証 | Southeast Asia METEC
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