環境省と日本鳥類保護連盟は11月27日に「令和6年度第58回全国野生生物保護活動」の発表大会を開催する。この活動は、全国の小学校、中学校および高等学校の児童・生徒が行っている野生生物保護活動を共有し、次世代の自然保護活動を担う人材を育成することを目的としている。発表大会には、全国から募集した野生生物保護活動の中から、有識者等による審査を経て選出された9校が参加する。特に注目すべきは、環境大臣賞を受賞した3校である。福井県の越前市坂口小学校は「コウノトリが舞い降りる里づくり」をテーマに、ビオトープの生き物調査や地元農家との交流を行っている。愛知県の岡崎市立東海中学校は「未来へつなぐ襷」をテーマに、カワバタモロコの保護・繁殖活動や地域の自然環境の調査を実施している。岐阜県の県立大垣北高等学校は「岐阜のオオサンショウウオを守る」をテーマに、天然記念物オオサンショウウオの保全活動を行っている。この大会は、児童・生徒が自らの活動を発表し、専門家からのアドバイスを受ける貴重な機会であり、オンラインで各受賞校にも配信される。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 (公財)日本鳥類保護連盟 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | ビオトープ | 生物多様性 | 環境教育 | 自然保護 | カワバタモロコ | 野生生物保護 | 環境大臣賞 | 地域協働 | オオサンショウウオ |
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