経済産業省と国土交通省(関東運輸局)は、共同プロジェクトが実を結び、レベル4自動運転の中型バスの社会実装に成功したと発表した。両省は2021年度より、「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト」を推進している。レベル4自動運転とは、特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態を指す。両省は茨城県日立市における実証を前提に、ひたちBRTを運行する茨城交通と連携しつつ、2025年1月に必要な許認可を取得した。ひたちBRTは、廃線になった日立電鉄線の跡地を利用したバス高速輸送システム(専用道路、専用レーン)。路線バスで多く使用される中型バス車両では、国内初のレベル4での営業運行となる。──2月2日には、加藤経済産業大臣政務官や小川日立市長らの出席し、ひたちBRT自動運転移動サービス出発式が開催された。当日は、日立市民の方々によるレベル4自動運転バスの試乗会も行われ、この自動運転バスが地域に根付いた新たなモビリティサービスのモデルとなることが期待されている。
情報源 |
経済産業省 ニュースリリース
関東運輸局 プレスリリース |
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機関 | 経済産業省 国土交通省関東運輸局 |
分野 |
環境総合 |
キーワード | 実証事業 | 地域活性化 | モビリティサービス | ひたちBRT | レベル4自動運転 | 中型バス | 営業運行 | 許認可取得 | 自動運行装置 | 試乗会 |
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