生活者共創型の脱炭素プラットフォームを展開するEarth hacksは、個人の年間CO2排出量を可視化するツール「デカボmyスコア」を用いた全国47都道府県別調査を実施した。当該スコアランキングの上位にランクインした都道府県は、栃木県、長野県、愛媛県であった。
「デカボmyスコア」は、国連とスウェーデンのDoconomy社が共同開発したCO2e排出量可視化ツール「Lifestyle Calculator」を活用し、移動・住居・食事・ショッピングの4分野に関する12問の質問に答えることで、個人の年間CO2排出量を算出する仕組みである。生活者の行動に基づく排出量を数値化することで、脱炭素への貢献度を可視化することが可能となる。
同社の調査結果によると、CO2排出量が少ない県では、車中心の生活スタイルが地域内で完結していることや、農産物の自給率が高いことが排出抑制に寄与している。一方、排出量が多い東京都などでは、フライト回数の多さや単身世帯の多さが影響していると分析されている。特に東京都は、個人あたり年間7.28トンと全国最多の排出量を記録した。
地域別では、四国エリアで愛媛県、九州エリアで大分県が最も“デカボ”な県とされ、日照時間の長い茨城県や山梨県では再生可能電力の使用が多い傾向も見られた。──Earth hacks社は、脱炭素を「我慢」ではなく「自分らしい暮らしの延長」として捉え、生活者が楽しみながら環境貢献できる仕組みづくりを目指している。今後も地域特性を活かした共創型の脱炭素社会の実現に向けて、企業・自治体・生活者との連携を強化していくという。
情報源 |
Earth hacks PR TIMES投稿記事
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機関 | Earth hacks(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | CO2排出量 | 地球温暖化対策実行計画 | 環境貢献度 | 脱炭素 | 地域完結型生活 | ライフスタイル評価 | 自治体導入 | 単身世帯 | フライト由来排出 |
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