パナソニック電工(株)と三洋電機(株)は、スーパーマーケットなどの店舗における省エネとCO2削減に貢献する照明・冷凍冷蔵設備環境の統合コントロールシステムを共同開発したと発表した。同システムは、パナソニック電工の「照明環境統合コントロールシステム」と三洋電機の「店舗統合管理システム」を連携させることにより、これまで各システムで個別に行っていた店内照明(天井・壁面)の高効率制御やショーケース・冷凍機の高効率運転制御に加え、外光の明るさや時間帯にあわせた店内照明とショーケース庫内照明の照度調整や、ショーケースの温度設定の自動制御など、より効率的な店舗全体の省エネソリューションを提供するという。なお、同システムは、2010年10月1日に札幌市内に開店するコープさっぽろ西宮の沢店(運営:生活協同組合コープさっぽろ)に導入される。