積水化学工業(株)住宅カンパニーと日本電気(株)(NEC)は、次世代型住宅(スマートハウス)の中核技術であるHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)領域で事業提携することに合意し、2010年10月1日に事業提携契約を締結したと発表した。この業務提携は、積水化学がHEMS領域で研究・蓄積してきたノウハウと、NECが持つ高度な情報通信技術(ICT)やクラウド(インターネット上のサーバーを利用した情報処理システム)構築の実績を組み合わせ、家庭内のエネルギー利用の見える化を図り、クラウドを利用したHEMSの普及と、HEMS搭載住宅での10%以上の省エネを目指すもの。家庭用パソコンを利用し、太陽光発電+オール電化住宅のエネルギー需給を一元管理(見える化)するため、利用者自身による効率的な省エネが可能という。今後、NECが電力測定装置(情報収集装置含む)と「見える化」用アプリケーションソフトを開発し、積水化学が製品の最終評価を行い、2011年春に太陽光発電搭載の住宅商品と組み合わせて販売を開始する計画という。
情報源 |
積水化学工業(株) プレスリリース(PDF)
日本電気(株) プレスリリース |
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機関 | 積水化学工業(株) 日本電気(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | HEMS | 省エネルギー | NEC | 日本電気 | 住宅 | ICT | 見える化 | 積水化学工業 | スマートハウス |
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