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 大和ハウス工業(株)、HEMS制御による家庭用リチウムイオン蓄電池搭載スマートハウスを発売

発表日:2011.09.20


  大和ハウス工業(株)は、家庭用リチウムイオン蓄電池、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)、太陽光発電システムを搭載したスマートハウスを、2011年10月1日より発売すると発表した。同社は、2010年7月に、2020年までに環境負荷「0(ゼロ)」(CO2排出量をゼロ、光熱費をゼロ)となるエネルギー自給住宅に進化させるためのプロジェクトを開始し、その第一ステップとして、国内初となる家庭用リチウムイオン蓄電池を搭載した住宅展示場での実証実験を全国3ヵ所で行ってきた。今回、この実証実験で得られたノウハウを活かしたスマートハウスの第一弾として、HEMS制御による家庭用リチウムイオン蓄電池搭載スマートハウスを発売する。同製品は、戸建住宅に2.5kWhの家庭用リチウムイオン蓄電池、同社独自開発のHEMS、太陽光発電システムを組み合わせたことで、無理な節電をせずに、旧省エネ基準による住宅と比べエネルギー使用量を78%削減、CO2排出量は70%削減できる。また、HEMSのモニターとして「iPad2」を採用したことで、家の中でいつでも手軽にエネルギー利用状況の確認(見える化)ができるため、家庭での自発的な節電行為の効果として、年間約10%のエネルギー使用量を削減することが見込まれるという。同社では、今後、ホームサーバーに接続できる機器を、エアコンやエコキュート、エネファームなどの家電・設備機器にも広げ、蓄電池の系統連系も含めたエネルギーの最適制御システムに拡張していくという。

情報源 大和ハウス工業(株) ニュースリリース
機関 大和ハウス工業(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | HEMS | CO2 | 家庭用 | 大和ハウス工業 | 見える化 | 実証実験 | スマートハウス | モニター | リチウムイオン蓄電池
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