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 環境省、地球温暖化対策基本法案の閣議決定を公表

発表日:2010.10.08


  環境省は、平成22年10月8日(金)に、地球温暖化対策基本法案が閣議決定されたと公表した。この法案は、地球温暖化対策に関する我が国の基本原則を定め、国、地方公共団体、事業者及び国民の責務を明らかにするとともに、温室効果ガスの排出量削減に関する中長期的な目標を設定し、地球温暖化対策の基本となる事項を定めるもの。同法案は、目的、基本原則、中長期目標、基本計画、基本的施策、から構成される。地球温暖化問題に対処するため、我が国は、すべての主要国による公平かつ実効性のある国際的な枠組みの構築と意欲的な目標の合意を前提に、温室効果ガスの排出量を2020年までに25%削減することを目指すと表明するとともに、長期的な観点から2050年までに80%削減することを明らかにしており、同法案はこれらの中長期目標を達成するために重要な役割を果たす。なお同法案の閣議決定は、平成22年3月12日に続き2度目(前回の閣議決定後、第174回通常国会に提出されたが、通常国会の会期終了とともに審議未了のため廃案となった)。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
キーワード 地球温暖化 | 環境省 | 温室効果ガス | 中期目標 | 排出削減 | 基本計画 | 地球温暖化対策基本法 | 閣議決定
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