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（独）森林総合研究所、森林理水試験地データベース（FWDB）を公開
発表日：2010.11.04
（独）森林総合研究所は、森林理水試験地データベース（FWDB）をホームページ上で公開した。このデータベースは、森林が水資源に与える影響（水源かん養や洪水緩和など）を解明するために、降水量と流出量を観測し、森林に入る水（降水）と出ていく水（流出）の量の収支（水収支）をモニタリングしてきたデータを収録したもの。水収支データとして、日降水量および日流出量を収録しているほか、試験地や流域に関する情報として、所在地、流域面積、標高、地質、土壌、植生、地形図などを記載している。同データベースでは、利用申請して許可を得れば、データの閲覧や任意の水収支データを選択して電子ファイルをダウンロードすることが可能であり、今後、森と水の関わりについての研究を促進し、良質で持続的な水資源の保全に貢献するものと期待されるという。
