林野庁は、平成28年度のスギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果を公表した。同庁では、森林に降下した放射性物質が、スギ花粉の飛散にどの程度含まれているかを把握するため、森林総合研究所(森林総研)と連携し、今季のスギ花粉の放射性セシウム濃度をスギ雄花から推定する調査(福島県内のスギ林22地点)を実施。その結果、平成28年度に調査した各地点の値を同一地点の平成23年度の値と比較すると、6%程度まで濃度が低下していた。また、今回の調査の最高値(7,750ベクレル)の濃度の放射性セシウムを含むスギ花粉が大気中に飛散し、人が吸入した場合に受ける放射線量を、平成23年度と同じ前提条件で試算したところ、1時間あたり最大0.0000069μSvとなり、平成23年度の試算値(1時間あたり最大0.000192μSv)の4%程度となった。
情報源 |
林野庁 平成28年度スギ雄花に含まれる放射性セシウム濃度の調査結果について
森林総合研究所 ニュース |
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機関 | 林野庁 森林総合研究所 |
分野 |
健康・化学物質 水・土壌環境 |
キーワード | 林野庁 | 森林 | 森林総合研究所 | 花粉 | スギ | 福島県 | 放射性物質 | 放射性セシウム | 放射線量 | 雄花 |
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