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 富士ゼロックス(株)、中国の生産拠点で生物多様性保全に向けた土地利用調査を実施

発表日:2011.03.08


  富士ゼロックス(株)は、同社の中国での生産拠点で2011年1月に実施した、生物多様性保全に向けた「土地利用状況の調査」の結果を発表した。これは、同社が2010年4月から5月にかけて行なった国内の5事業所(三重・新潟・富山・神奈川)での調査に続くもので、事業活動の生態系や生物多様性への影響を把握するために行われた。今回の調査では、1)取排水の状況や化学物質の管理状況、2)事業所および周辺の潜在的な生物多様性の把握状況、3)敷地内の植栽の管理状況、などについて、専門家の同行のもと実地調査を行なった。その結果、周囲の生態系や生物多様性に対するリスクは認められなかったが、雨水の地下浸透の促進による地域の水循環への貢献や、敷地内の植栽の質向上による生態系再生への貢献など、土地利用を通じて生物多様性保全に貢献できる要素を確認した。また、周辺地域の生態系保全に協力する社会貢献の進め方も確認できたという。同社では今後、これらの調査結果を踏まえて、全事業所が土地利用を通じて生物多様性の保全活動を推進していくための方針を策定し、2011年度に施行するという。

情報源 富士ゼロックス(株) ニュース
機関 富士ゼロックス(株)
分野 健康・化学物質
自然環境
水・土壌環境
キーワード 生物多様性 | 生態系 | 化学物質 | 富士ゼロックス | 中国 | リスク | 土地利用 | 雨水 | 生産拠点 | 植栽
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