文部科学省と内閣府は、「環境モニタリング強化計画」の一環として、空間線量率の詳細調査を警戒区域及び計画的避難区域で実施すると発表した。今回実施されるのは、以下3つのモニタリング調査。1)基礎データ収集モニタリングでは、基礎データを把握するため、6月13日~6月下旬(予定)に、浪江町駅付近、富岡町駅付近の2kmメッシュ地点において、100mメッシュに区切り400地点で空間線量率を計測する。2)広域モニタリングでは、1)で把握した基礎データを元に、6月下旬~8月下旬(予定)に、警戒区域と計画的避難区域を2kmメッシュ地点とし、1メッシュ20点程度を選定、順次計測する。また、3)個別詳細モニタリングでは、2)の結果を踏まえ、これら区域の環境改善対策の実施方法等の検討のための基礎データを得るため、6月中旬~10月末(予定)に、住宅や道路、校庭などの詳細調査を行う。同省らは今後、これらの調査結果を踏まえ、住宅等の生活圏における放射性物質の除染についてのモデル事業を行い、今後の除染に向けた効率的・効果的な方法等を収集する予定だという。
情報源 |
文部科学省 警戒区域及び計画的避難区域における詳細モニタリング実施計画について(PDF)
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機関 | 文部科学省 |
分野 |
地球環境 健康・化学物質 大気環境 水・土壌環境 |
キーワード | モニタリング | 文部科学省 | メッシュ | 内閣府 | 放射性物質 | 浪江町 | 計画的避難区域 | 警戒区域 | 空間線量率 | 富岡町 |
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