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 大日本印刷(株)、チルド飲料向け容器包装でカーボンフットプリントマークの使用許諾を取得

発表日:2011.07.01


  大日本印刷(株)は、チルド飲料向けプラスチック製容器包装で、カーボンフットプリント(CFP)マークの使用許諾を取得したと発表した。CFP制度は、商品のライフサイクル全体で排出される温室効果ガス(GHG)をCO2に換算して表示する仕組み。経済産業省の主導で2011年度まで試行事業が行われ、2012年度より本格的な運用が開始される予定。同社は、2008年にCFPの実用化・普及推進研究会にいち早く参加、さらに2009年より各種容器包装、出版・商業印刷物などの商品種別算定基準(PCR)を策定するワーキンググループに参加するなど、積極的にCFP制度に取り組んできた。今回、プラスチック樹脂の使用量削減により業界最軽量を実現した、環境配慮型のチルド飲料用プラスチック製カップが、中間財(企業間取引の製品)としてCFPマークの使用許諾を得た。同製品のライフサイクル全体のCO2排出量は、1ケース(816個入り)あたり60.3kg。同社では、今後、同製品を採用する飲料メーカーなどへのCFP制度の普及促進に努めていくという。

情報源 大日本印刷(株) ニュースリリース
機関 大日本印刷(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | ライフサイクル | プラスチック製容器包装 | 温室効果ガス | 環境配慮 | 大日本印刷 | カーボンフットプリント | PCR | GHG | 中間財
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