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 三菱重工業(株)、大容量・高効率50Hz向けガスタービンを商用化へ

発表日:2011.09.26


  三菱重工業(株)は、高性能かつ低NOx(窒素酸化物)で高い運用性を実現する、50Hz向けガスタービンの商用化に着手したと発表した。このガスタービンは、現行の最新機種を、独自技術により改良設計したもの。タービン入口温度を、豊富な実績のある1,500℃級とすることで、定格単機出力(ISOベース)約35万kW、排ガス熱発電を組み合わせたガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)発電出力約52万kWを実現、熱効率で世界最高水準の61%以上を目指す。また、同タービンは、高効率化によりCO2排出量を低減するとともに、高温化に伴うNOxの発生も従来と同等に抑え、地球環境の保全に貢献する。同社では、今後も、低炭素社会の実現に向け、ガスタービンの一層の高温高効率化を目指して、同タービンの商用化を着実に進めるとともに、更なる高効率ガスタービンの開発も引き続き推進していくという。

情報源 三菱重工業(株) ニュース
機関 三菱重工業(株)
分野 地球環境
キーワード コンバインドサイクル発電 | CO2 | NOx | 三菱重工業 | ガスタービン | 熱効率 | GTCC | 高効率化
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