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 中部電力(株)、世界最高水準の熱効率を有する火力発電所を運転開始

発表日:2008.06.02


  中部電力(株)は、世界最高水準の熱効率を有する新名古屋火力発電所8号系列のうち、4月の8-4号に引き続き8-3号の営業運転を開始した。同発電所8号系列は、最新鋭の1500℃級ガスタービンを用いたコンバインドサイクル発電方式(再熱三重圧の一軸型)により、世界最高水準の熱効率(約58%(低位発熱量基準))を達成している。これにより、限りあるエネルギー資源をより有効に活用でき、合わせてCO2排出量の削減を図ることができるという。また、環境負荷が低いLNGを燃料としており、煤煙の発生がなく、NOx(窒素酸化物)の発生を抑えた燃焼器や高性能脱硝設備の採用により、NOx排出濃度を2.5ppm以下と従来(新名古屋火力7号系列 5ppm以下)の半分に抑えている。さらに、景観に配慮したデザインや高度な自動化にも取り組んでいる。

情報源 中部電力(株) プレスリリース
機関 中部電力(株)
分野 地球環境
大気環境
キーワード コンバインドサイクル発電 | CO2 | NOx | 中部電力 | LNG | 脱硝 | ガスタービン | 火力発電所 | 熱効率
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