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 三菱電機(株)、スマートグリッド・スマートコミュニティ実証実験設備の本格稼働を開始

発表日:2011.10.19


  三菱電機(株)は、尼崎地区・和歌山地区を拠点として、スマートグリッド・スマートコミュニティ実証実験設備の本格稼動を開始したと発表した。同社はこれまで、再生可能エネルギーが大量導入された場合の影響を実地で検証することで、需要家を含めたエネルギーの最適利用に関する課題抽出と検証を行う準備を進めてきた。今回、スマートコミュニティに関する取り組みを強化しつつ、「低炭素で経済的かつ信頼性の高い電力系統の実現」、東日本大震災の影響による新たな社会的要請である「需要家での電力消費量の見える化と制御によるエネルギー最適利用の実現」及び「緊急時にも対応した堅牢なエネルギーインフラの実現」を目的とし、低炭素社会と安全で豊かな社会への貢献を目指して本格的な実証実験に取り組む。同設備では、スマートグリッド・スマートコミュニティの規模や条件、機器・システムの使われ方を想定した4つのモードによる検証が可能。さらに、需給制御システム、次世代配電制御システム、自動検針システム、エネルギー管理システムを使用した様々な実証実験に対応しているという。

情報源 三菱電機(株) ニュースリリース
同上 詳細版(PDF)
機関 三菱電機(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 低炭素社会 | 三菱電機 | スマートグリッド | 見える化 | 実証実験 | スマートコミュニティ | 電力消費量
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