関西電力(株)は、福井県若狭地域に、合計約1千kWの大規模太陽光発電所を建設すると発表した。同社は、同地域での大規模太陽光発電設備の整備に向け、域内2箇所に新設した研究用の太陽光パネルを使用して、平成22年11月1日から、発電可能量やパネル表面への積雪、塩分付着対策等を検証する研究を実施してきた。今回、同研究で、年間発電電力量の想定と発電所のパネル設計に必要な基礎データが得られ、建設に向けた準備が整ったことから、若狭おおい太陽光発電所(仮称)(出力500kW)、若狭高浜太陽光発電所(仮称)(出力500kW)を建設することを決定した。年間の発電電力量は、合計で一般家庭約300軒分の年間使用電力量に相当する約100万kWhで、CO2削減量は、合計で年間約300トンとなる見込み。同社は、同計画の推進により再生可能エネルギーの導入による電気の低炭素化に積極的に取り組むとともに、大規模太陽光発電が電力系統に与える影響の検証についても取り組んでいくという。
情報源 |
関西電力(株) プレスリリース
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機関 | 関西電力(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | CO2 | 関西電力 | 低炭素 | 太陽光パネル | 福井県 | おおい町 | 高浜町 |
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