関西電力(株)は、堺太陽光発電所の営業運転を、2010年10月5日から開始すると発表した。このメガソーラー発電所は、同社と堺市が共同で計画し、堺市臨海部・第7-3区において2009年12月に着工したもので、電力会社によるメガソーラーとしては全国初の営業運転開始となる。今回、営業運転を開始するのは、設備全体(10MW)のうち、すでに竣工した一部の発電設備(約3MW)であり、同社は、電気のさらなる低炭素化と、太陽光発電を大量に受け入れた際の電力系統への影響についていち早く検証を行うため、今回の取り組みを実施することとした。なお、今回竣工分の発電電力量は約300万kWh/年、CO2削減量は約1,000t/年になるという。