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 大和ハウス、福島県の環境・防災配慮型次世代オフィスを竣工

発表日:2015.05.22


  大和ハウス工業(株)は、福島県郡山市において、環境・防災配慮型次世代オフィスが2015年5月22日に竣工し、運用を開始すると発表した。同社は、法人向けの建築物について、2020年までに環境負荷「0(ゼロ)」(運用時のCO2排出量をゼロ)を目指すプロジェクトを開始している。今回竣工したビルは、経済産業省の平成26年度「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル実証事業」に採択されたもの。屋上に38.8kWの太陽光発電システムを設置し、ピークカット・防災配慮の面で15kWhのリチウムイオン蓄電池を導入した。また、空調負荷を低減する「パッシブエアフローウィンドウ」や「自動制御換気塔」など、自然の力を活用する独自の環境配慮技術を導入した。これらにより、平成25年改正省エネルギー基準における基準値と比較してCO2排出量を最大53%削減できる。同社では、2015年5月25日から1年間、従業員が入居・運用しながら環境配慮技術の効果検証を行い、実証実験で得られた成果を今後販売する建築物の提案に活かすという。

情報源 大和ハウス工業(株) ニュースリリース
機関 大和ハウス工業(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 環境配慮 | CO2排出量 | 大和ハウス工業 | 実証実験 | 防災 | オフィス | 福島県 | リチウムイオン蓄電池
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