大阪ガス(株)と積水ハウス(株)は、居住実験住宅が「ライフサイクルカーボンマイナス住宅認定(LCCM住宅認定)」第1号を取得したと発表した。LCCM住宅認定制度は、住宅のライフサイクル全体を通じてのCO2排出量を低減する先導的な住宅の開発と普及の促進を目的に、(財)建築環境・省エネルギー機構が平成23年12月から開始しているもの。今回、建築環境総合性能評価システム「CASBEE」に基づく評価の結果、両社が平成23年2月より共同で実施している居住実験住宅「スマートエネルギーハウス」が、同認定の第1号に認定された。同住宅は、積水ハウスの環境配慮型住宅をベースに、高い断熱性能と長期耐久性を備えている。また、燃料電池と太陽電池に蓄電池を組み合わせ、HEMSで最適制御することで住宅のライフサイクル全体のCO2排出量を削減できる。両社は今後、住宅だけでなく居住者が利用する電気自動車までを含めたCO2排出量を差し引きゼロにできるシステムの実現を目指していくという。
情報源 |
大阪ガス(株) プレスリリース
積水ハウス(株) ニュースリリース(PDF) |
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機関 | 大阪ガス(株) 積水ハウス(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃料電池 | CO2 | 積水ハウス | 太陽電池 | 大阪ガス | 住宅 | スマートハウス | LCCM住宅 | 居住実験 | 建築環境・省エネルギー機構 |
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