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 (株)富士経済、世界のスマートグリッドの実態と関連市場を調査

発表日:2012.03.05


  (株)富士経済は、世界各国で進められているスマートグリッドの取り組み状況や今後の方向性を把握する調査を行い、報告書「2011 ワールドワイドスマートグリッド構築実態調査」にまとめた。同報告書によると、スマートグリッドの方向性は、風力や太陽光などの再生可能エネルギー導入に対する系統安定化と、一般家庭を含めたエネルギー利用の効率化に集約されてきており、先進国ではHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)との連動や、デマンドレスポンス(ピーク時の電力消費量の削減を可能にする製品・サービス群)などのアプリケーション導入が進み、新興国ではスマートメータやHVDC(直流高圧送電線)の導入が、配電網などのエネルギーインフラ整備とともに進みつつあるという。また、スマートグリッド関連市場は、2011年は1兆8,243億円が見込まれ、2020年には2011年比4.3倍の7兆9,191億円が予測されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ  (株)富士経済 
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | HEMS | 富士経済 | エネルギー効率 | スマートグリッド | スマートメータ | 安定供給 | 電力消費 | デマンドレスポンス | HVDC
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