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 文部科学省、平成24年度「気候変動リスク情報創生プログラム」の公募を開始

発表日:2012.03.21


  文部科学省は、平成24年度「気候変動リスク情報創生プログラム」の公募を開始した(公募期間:平成24年3月21日(水)~4月20日(金)18時15分厳守)。現在、人類の生存基盤に重大な影響を及ぼす恐れがある気候変動への対応は、国際的に極めて重要な政策課題であり、また、我が国は台風等の自然災害を幾度となく経験し、今後は気候変動によりその強度が増大する恐れが予測されている。また、気候変動への対応の必要性に関する社会的認識はますます高まる傾向にあり、その政策を立案するとともに、自然災害へしなやかに対応し、持続的な社会を構築するために、高い信頼姓を有する気候変動予測情報、さらに気候変動に関するリスク情報が求められている。こうした背景の下、同省では、気候変動研究に対するニーズに対応するため、我が国の大学、研究機関の英知を結集し、気候変動リスクの特定や生起確率を評価する技術、気候変動リスクの影響を多角的に評価する技術の開発により、気候変動リスク管理に必要となる基盤的情報を創出することを目的として、「気候変動リスク情報創生プログラム」を平成24年度から新たに開始する。今回の公募では、A)直面する地球環境変動の予測と診断、B)安定化目標値設定に資する気候変動予測、C)気候変動リスク情報の基盤技術開発、D)課題対応型の精密な影響評価、E)気候変動研究の推進・連携体制の構築の5つの研究領域テーマについて、領域課題、サブ課題を有する研究開発の実施機関を募集する。

情報源 文部科学省 公募情報
機関 文部科学省
分野 地球環境
キーワード 気候変動 | 予測 | 文部科学省 | リスク管理 | 研究 | 影響評価 | 基盤的情報
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