北九州市は、平成24年度「モーダルシフト推進補助制度」の募集を開始すると発表した(募集期間:平成24年6月18日(月)~7月31日(火))。同制度は、北九州港を利用したモーダルシフト(貨物トラック等から内航コンテナ、フェリー、鉄道等環境に優しい輸送手段への転換)に対して補助金を交付することで、運輸・物流部門でのCO2削減を推進し、環境未来都市・北九州市を広くPRするとともに、北九州港の利用促進を図るもの。今回、平成24年度における新規申請者を募集する。補助対象は、1)北九州港を利用し、かつ北九州港の利用促進につながる輸送であること、2)平成24年4月1日以降に新規にモーダルシフトを行うこと、3)CO2の削減が見込まれること、を全て満たす輸送事業。補助申請は輸送依頼者と輸送事業者の共同申請とし、共同申請者の代表に対して補助金を交付する。同市では、平成24年9月に補助対象事業を決定する予定。なお、平成23年度には、自動車部品輸送のモーダルシフトなどが進み、CO2排出量の大幅な削減(CO2削減量対前年比150%)が図られた。