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 NEDO、北九州市沖に洋上風況観測タワーを設置

発表日:2012.07.03


  (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、福岡県北九州市沖に、洋上風力発電を視野に入れた洋上風況観測タワーを設置したと発表した。洋上は一般的に、風況が良く、風の乱れが小さく、また大型風車の設備運搬が容易となることなどから、安定的かつ効率的な発電が見込まれている。NEDOでは、沖合における洋上風力発電の実現に向け、福岡県北九州市沖および千葉県銚子市沖において、洋上風力発電の実証研究を行ってきた。今回、日本海側の福岡県北九州市沖に、海面高さ80mにおける風速や風向を測定する洋上風況観測タワーを設置。今後、各種計測装置を装備し2012年10月以降に観測を開始するとともに、今年度内に同海域に出力2MW(2,000kW)級の洋上風車を設置する予定という。

情報源 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
機関 (独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
分野 地球環境
キーワード 風力発電 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 北九州市 | 風車 | 洋上 | 風況観測 | 銚子市
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