日産自動車(株)は、栃木県が行う農村地域での電気自動車活用における実証運行のため、電気商用車のテストカーを、2012年9月3日より同県へ貸与すると発表した。今回の実証運行は、農村地域の直売所で販売する農作物の集荷等に電気自動車を利用し、利便性・経済性・環境性等を検証するもの。過疎化・高齢化に加えて、ガソリンスタンドの数が減少傾向にある農村地域において、充電作業が自宅でできる電気自動車の利便性や、排出ガスがゼロという特性を活かした出荷業務の環境への負荷低減効果等を検証する。実施期間は、9月4日から17日まで。同県では、今年度中に、電気自動車の蓄電機能を活用した電力供給実証を行う予定。同社では、ゼロ・エミッションの領域でリーダーとなることを目指しており、電気自動車の開発を行うだけではなく、電気自動車を普及させ、持続可能なモビリティを推進するための包括的な取り組みを行っていくという。
情報源 |
日産自動車(株) ニュースリリース
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機関 | 日産自動車(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 電気自動車 | 環境負荷 | 日産自動車 | 排出ガス | 充電 | 農村 | 栃木県 | 商用車 | 実証運行 |
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